2016年07月12日（火）
担当：矢納和香子(後期研修医)
Reference：
- Title：
- Risk of Malignant Cancer Among Women With New-Onset Atrial Fibrillation.
- Author：
- DATA：
- JAMA Cardiol. 2016;1(4):389-396. doi:10.1001/jamacardio.2016.0280.
- Abstract：
- http://cardiology.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=2525428
Discussion：
心房細動(ＡＦ)を新規発症した患者が癌と診断されるリスクはＡＦでない人より有意に高い。また癌のリスク上昇は1年を超えて続く。
Category：
2016年07月11日（月）
担当：岩﨑直子(准教授)
Reference：
- Title：
- The Impact of Chronic Liraglutide Therapy on Glucagon Secretion in Type 2 Diabetes: Insight From the LIBRA Trial.
- Author：
- DATA：
- J Clin Endocrinol Metab. 2015 Oct;100(10):3702-9. doi: 10.1210/jc.2015-2725. Epub 2015 Jul 31.
- Abstract：
- http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26230296
Discussion：
2型糖尿病患者に対するLiraglutide長期投与時のグルカゴン反応については十分なデータがない。2型糖尿病患者51名を対象として、二重盲検・ランダム化・プラセボ対照研究を48週間実施。12w週ごとに75gOGTTを行い、グルコース、グルカゴン、インスリン、CPRを測定した。Lira 投与群ではプラセボ投与群と比較し、パラドキシカルなグルカゴン濃度上昇が12週以降継続的に観察された。このメカニズムについてはさらに検討が必要である。
Category：
2016年07月09日（土）
担当：中嶋順子(後期研修医)
Reference：
- Title：
- A Population-Based Study of All-Cause Mortality and Cardiovascular Disease in Association With Prior History of Hypoglycemia Among Patients With Type 1 Diabetes.
- Author：
- DATA：
- Diabetes Care. 2016 Jul 6. pii: dc152418.
- Abstract：
- http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27385329
Discussion：
CVD発症は過去1年の重症低血糖発症と関連があり、全死亡においては、5年以内の重症低血糖発症と関連がある。重症低血糖はＣＶＤ、全死亡のリスクを上昇させる。
Category：
2016年07月08日（金）
担当：堀場悠(後期研修医)
Reference：
- Title：
- Metabolically Healthy Obesity and Development of Chronic Kidney Disease: A Cohort Study.
- Author：
- DATA：
- Ann Intern Med. 2016 Mar 1;164(5):305-12. doi: 10.7326/M15-1323. Epub 2016 Feb 9.
- Abstract：
- http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26857595
Discussion：
過体重及び肥満は代謝的に正常な若年～中年参加者におけるＣＫＤ発症の増加と関連する。代謝異常の有無に関わらず、肥満という表現型自体が腎機能にとって有害である。
Category：
2016年07月07日（木）
担当：中神朋子(准教)
Reference：
- Title：
- Association of Pharmacological Treatments for Obesity With Weight Loss and Adverse Events: A Systematic Review and Meta-analysis.
- Author：
- DATA：
- JAMA. 2016 Jun 14;315(22):2424-34. doi: 10.1001/jama.2016.7602.
- Abstract：
- http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27299618
Discussion：
過体重、肥満者においてオルリスタット、ロルカセリン、ナトレキシン－ブプロピン、フェンタミントピラメトはプラゼボと比べてそれぞれの52ｗの時点で少なくとも5％の体重減少に関係。フェンタミントピラメトとリラグリチドは5％の減量達成に最も寄与していた。ただし、承認に短期であり、長期の安全性は不明である。
Category：