イブニングレクチャー

2023年02月

2023年02月16日(木) 担当:三浦 順之助(准教授)
Reference:
Title:
Pharmacokinetics and Pharmacodynamics of a Novel U500 Insulin Aspart Formulation: A Randomized, Double-Blind, Crossover Study in People With Type 1 Diabetes
Author:
Eva Svehlikova
DATA:
Diabetes Care . 2023 Jan 30;dc221054.
Abstract:
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36710473/
Discussion:
本研究は、AT278 U500 が IAsp U100 と比較して吸収と作用の開始が加速され、少ない投与量で速効性のある特性を示した。 試験全体を通して重大な安全性に関する知見は観察されなかった。

2023年02月09日(木) 担当:中神 朋子(教授)
Reference:
Title:
Continuous glucose monitoring and metrics for clinical trials: an international consensus statement
Author:
Tadej Battelino
DATA:
Lancet Diabetes Endocrinol . 2023 Jan;11(1):42-57.
Abstract:
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36493795/
Discussion:
  • 糖尿病における前向きおよびランダム化対照臨床試験, 特に新薬の治験では, 介入のモニタリングと既に確立されているHbA1cのアウトカムを補完する臨床的に関連したアウトカムの測定の双方にCGMを組み込むことは有益である。
  • CGMの測定指標を用いることで, 低血糖, 食後高血糖, グルコースの変動性に関連した選択的な治療目標を特定することができる。
  • 研究目的を最適化のため, データ収集に使用するCGMの選定と使用には慎重な配慮が必要である
  • 本コンセンサスステートメントの推奨事項は, CGMを前向き臨床試験のプロトコールに最も有効に組み込まれるよう, 使用法に関する明確なガイダンスを提供することに重きが置かれており, グルコース測定値を試験の目的およびアウトカムとの関連において高い信頼性をもって収集, 管理, 解釈できるように記述した。
Category:
その他
2023年02月09日(木) 担当:井倉 和紀(助教)
Reference:
Title:
Rheopheresis for severe peripheral arterial disease in hemodialysis patients: A clinical series
Author:
Justine Solignac
DATA:
J Clin Apher . 2022 Feb;37(1):91-99.
Abstract:
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34874570/
Discussion:
LDLアフェレシスは、重症下肢虚血合併透析患者の臨床転帰を改善する可能性がある。 
フランスで進行中のプロジェクト (RHEO-PAD)などの多施設ランダム化比較試験によって確認する必要がある。

2023年02月02日(木) 担当:馬場園 哲也(教授・基幹分野長)
Reference:
Title:
Fully automated closed-loop insulin delivery in adults with type 2 diabetes: an open-label, single-center, randomized crossover trial
Author:
Aideen B Daly
DATA:
Nat Med . 2023 Jan;29(1):203-208.
Abstract:
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36631592/
Discussion:
成人2型糖尿病患者において,全自動クローズド・ループ式インスリン投与を8週間,頻回インスリン注射と比較した結果,血糖コントロールを有意に改善し,かつ安全な方法であることが明らかにされた.
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