イブニングレクチャー

2020年11月

2020年11月26日(木) 担当:馬場園 哲也(教授・講座主任)
Reference:
Title:
Effects of Canagliflozin in Patients with Baseline eGFR <30 ml/min/1.73 m2: Subgroup Analysis of the Randomized CREDENCE Trial
Author:
Bakris G
DATA:
Clin J Am Soc Nephrol 2020;15:1705-1714
Abstract:
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33214158/
Discussion:

CRTDENCE試験の事後解析において,カナグリフロジンはeGFR 30未満の2型糖尿病患者においても,急性腎障害を増加させることなく糖尿病性腎症の進行を遅らせることが示唆された.

2020年11月12日(木) 担当:大屋 純子(助教)
Reference:
Title:
Life expectancy after bariatric surgery in the Swedish obese subjects study.
Author:
Carlsson L, et al
DATA:
N Engl J Med 2020; 383; 1535-1543
Abstract:
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33053284/
Discussion:
スウェーデン肥満研究対象患者の30年弱の追跡により、減量手術は従来療法と比較し、死亡率を低下させ、平均寿命を3年延長させることが示された。
Category:
肥満
2020年11月04日(水) 担当:齊藤大幹(初期研修医)
Reference:
Title:
Early Outcomes From the English National Health Service Diabetes Prevention Programme
Author:
Jonathan Valabhji
DATA:
Diabetes Care 2020;43:152–160 doi.org/10.2337/dc19-1425
Abstract:
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31719054/
Discussion:

参加者:英国内の20166月から過去12ヵ月以内にNDHHbA1c6.06.4%、空腹時血糖100125 /dL)と診断された患者324699人。20166月のプログラム開始から201812月末まで最低9か月間、計16時間の対面面談を通じて運動、食事、体重減少についての指導を行い体重とHbA1cの推移を評価した。

 英国の境界型糖尿病の人々が行動支援プログラムに少なくとも1つ以上の介入プログラムに参加することによって体重とHbA1cの減少を得られた。また、より多くのセッションに参加した人ほど大きな効果を得た。  NDH患者に対して食事療法や運動療法などの介入を行うことで糖尿病発症を予防できる。

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