2016年08月29日（月）
担当：内潟安子(教授・講座主任)
Reference：
- Title：
- 1、Effectiveness of Prior Use of Beta-Blockers for Preventing Adverse Influences of Severe 1、Hypoglycemia in Patients With Diabetes: An Observational Study.
- Author：
- DATA：
- Medicine (Baltimore). 2015 Sep;94(39):e1629. doi: 10.1097/MD.0000000000001629.
- Abstract：
- http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26426649
Discussion：
1の論文は、βブロッカーを服用していると重症低血糖時の症状を減少させるのではないかと以前から疑われていたことを臨床の場で明らかにしたものである。重症低血糖で救急搬送された時の高血圧の有無とβブロッカー服用との関連を調べたところ、βブロッカー服用群の血圧は有意に非服用群より低かった。
Category：
2016年08月27日（土）
担当：長谷川夕希子(後期研修医)
Reference：
- Title：
- Removal of plasma mature and furin-cleaved proprotein convertase subtilisin/kexin 9 by low-density lipoprotein-apheresis in familial hypercholesterolemia: development and application of a new assay for PCSK9.
- Author：
- DATA：
- J Clin Endocrinol Metab. 2015 Jan;100(1):E41-9. doi: 10.1210/jc.2014-3066.
- Abstract：
- http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25313916
Discussion：
FHホモ接合体、FHヘテロ接合体患者において、二重膜ろ過法、吸着法のどちらも、LDL-アフェレシスによって血液中のapoB-binding成熟型PCSK9、切断型PCSK9が除去された。このPCSK9は世界発のサンドイッチELISAで測定された。この技術が今後のPCSK9の生理学的、病理学的な役割解明に役立つことが期待される。
Category：
2016年08月26日（金）
担当：堀場悠(後期研修医)
Reference：
- Title：
- Longitudinal Patterns of Blood Pressure, Incident Cardiovascular Events, and All-Cause Mortality in Normotensive Diabetic People.
- Author：
- DATA：
- Hypertension. 2016 Jul;68(1):71-7. doi: 10.1161/HYPERTENSIONAHA.116.07381. Epub 2016 May 23.
- Abstract：
- http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27217407
Discussion：
降圧薬を使用していない正常血圧ＤＭ患者でも血圧の上昇・降下によって総死亡ないし心血管イベントのリスク上昇があった。
Category：
2016年08月25日（木）
担当：鈴木裕太(後期研修医)
Reference：
- Title：
- Association of retinal vessel calibre and visual outcome in eyes with diabetic macular oedema treated with ranibizumab.
- Author：
- DATA：
- Eye (Lond). 2014 Nov;28(11):1315-20. doi: 10.1038/eye.2014.186. Epub 2014 Aug 22.
- Abstract：
- http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25145456
Discussion：
CRVE(網膜中心静脈径)が視力経過の予測因子となり得る可能性がある。
Category：
2016年08月24日（水）
担当：森友実(後期研修医)
Reference：
- Title：
- Closed-Loop Insulin Delivery during Pregnancy in Women with Type 1 Diabetes.
- Author：
- DATA：
- N Engl J Med. 2016 Aug 18;375(7):644-54. doi: 10.1056/NEJMoa1602494.
- Abstract：
- http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27532830
Discussion：
・SAPと人口膵臓を比較するとtarget範囲内にBSコントロールできている時間の割合は人口膵臓の方が高かった。・人口膵臓は低血糖のリスクや合計のインスリン量を増やすことなく、高血糖を減らすことができた。
・SAPやポンプの経験がある人とない人でBSコントロールに差はなかった。
・人口膵臓のプログラムを何も変更せず、妊婦でもBSコントロールは良好であった。
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