イブニングレクチャー
2024年07月25日(木) 担当:学生(5年) 陳・樋脇・藤村・星野・柳原
Reference:
Title:
Personal Health Record(PHR)を24ヶ月間用いた糖尿病患者のHbA1cの変化
Author:
朝長 修
DATA:
糖尿病 67(3):154-163,2024
Abstract:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/tonyobyo/67/3/67_154/_article/-char/ja
Discussion:
PHRの活用によりHbA1cが低下した。特に高利用群で高い改善率を示した。
Category:
2型糖尿病
2024年07月18日(木) 担当:桃木 祐太 (後期研修医)
Reference:
Title:
Use of melatonin supplements and risk of type 2 diabetes and cardiovascular diseases in the USA: insights from three prospective cohort studies
Author:
Yanping Li
DATA:
Lancet Diabetes Endocrinol. 2024 Jun;12(6):404-413.
Abstract:
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38710189/
Discussion:
・メラトニンサプリメントの定期的な使用と2型糖尿病および心血管患のリスクとの間に有意な関連は観察されなかった
・メラトニンサプリメントが夜勤労働と関連する糖尿病および心血管患のリスクを軽減する可能性があるかどうかを評価するには、さらなる研究が必要である
2024年07月11日(木) 担当:関谷 珠美(初期研修医2年)
Reference:
Title:
Leisure-Time Physical Activity May Attenuate the Impact of Diabetes on Cognitive Decline in Middle-Aged and Older Adults: Findings From the ELSA-Brasil Study
Author:
Natan Feter
DATA:
Diabetes Care 2024;47(3):427–434
Abstract:
https://doi.org/10.2337/dc23-1524
Discussion:
LTPA が糖尿病を患う中高年者の認知機能低下の速度を緩和し、この集団における認知障害の発症を遅らせる可能性があることを明らかにしています。無作為化臨床試験を含む今後の研究は必要ですが、尿病関連の認知合併症の緩和における身体活動の極めて重要な役割を支持するものです。
2024年06月27日(木) 担当: 山本 唯(助教)
Reference:
Title:
Effects of statin therapy on diagnosis of new-onset diabetes and worsening glycemia in large-scale randomised blinded statin trials; an indivisutal participant data meta-analysis
Author:
Christina Reith
DATA:
Lancet Diabetes Endocrinol 2024 May;12(5):306-319.
Abstract:
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38554713/
Discussion:
スタチンは用量依存性にわずかであるものの血糖を上昇させ,ベースラインの血糖値が糖尿病の診断基準に近い集団で新規に糖尿病発症をきたす。
スタチン使用での長期的な心血管保護作用を考慮すると,リスクよりベネフィットが上回るが,スタチンを使用している。
非糖尿病患者では定期的な耐糖能評価が必要である。
2024年06月20日(木) 担当:小田 敦之(八千代医療センター 初期研修医2年)
Reference:
Title:
Predictive model and risk engine web application for surgical site infection risk in perioperative patients with type 2 diabetes
Author:
Masaya Koshizaka
DATA:
Diabetology International (2022) 13:657–664
Abstract:
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36117930/
Discussion:
適切な周術期血糖管理は周術期合併症を減少させる。2 型糖尿病において周術期手術部位感染(SSI)のリスクを明らかにし、リスク評価のためのアプリケーション作成を目的とした。
2016 年から 2018 年までに手術を受けた 2 型糖尿病患者 105 名を対象とし、各種 SSI のリスク因子を特定、解析しリスク評価プログラムのアプリケーションを作成した。
結果として、手術時間の長さ、術前血糖変動の大きさがリスクと相関した。
本研究で開発されたアプリケーションは術後の SSI 高リスク高リスク患者のスクリーニングに有用である可能性があり、アプリケーションを導入することで SSI の発生を予防出来ると考えられた。
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