イブニングレクチャー
運動療法
2024年08月15日(木)
担当:石田 崇人 (後期研修医)
Reference:
- Title:
- Exercise-induced increase in muscle insulin sensitivity in men is amplified when assessed using a meal test
- Author:
- DATA:
- Diabetologia . 2024 Jul;67(7):1386-1398
- Abstract:
- https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38662135/
Discussion:
運動による筋肉のインスリン感受性の増大は、高インスリン正常血 糖クランプではなく食事負荷試験を用いた場合、Category:
運動療法
2024年05月23日(木)
担当:西脇 さくら(初期研修医2年)
Reference:
- Title:
- Timing of Moderate to Vigorous Physical Activity, Mortality, Cardiovascular Disease, and Microvascular Disease in Adults With Obesity
- Author:
- DATA:
- Diabetes Care . 2024 May 1;47(5):890-897
- Abstract:
- https://doi.org/10.2337/dc23-2448
Discussion:
2 型糖尿病患者または 2 型糖尿病のリスクがある成人にとって、夕方の MVPA が健康に与える大きなメリットを強調しています。この研究の結果は、MVPA の総量を超えて、特に夕方の MVPA のタイミングが、他のタイミング ウィンドウと比較して一貫して死亡リスクが最も低いことと関連していることを強調しています。心血管代謝疾患の管理をターゲットとしたライフスタイル介入の潜在的な要因として MVPA のタイミングをさらに調査するには、今後の試験とデバイス ベースのコホート研究が必要ですが、入手可能な証拠は、夕方の MVPA が適切な治療戦略である可能性があることを示唆しています。
2023年03月30日(木)
担当:尾石 晃一(初期研修医2年)
Reference:
- Title:
- Long-term Weight Training and Mortality in U.S. Male Health Professionals With and Without Type 2 Diabetes
- Author:
- DATA:
- Diabetes Care . 2023 Jan 1;46(1):138-148.
- Abstract:
- https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36409604/
Discussion:
詳細:2型糖尿病の有無にかかわらず長期間の筋力トレーニング(有酸素運動との共同関連も含め)と死亡率の関係を検証することを目的とした。
有酸素運動と同時に、2型糖尿病診断前後に適度なレベル(30-60分/週)の筋力トレーニングを行うことが、死亡率減少のために有効であることが示唆された。筋力トレーニングの累積時間で、30-60分/週 で死亡率低下を認め、時間が長くなるほど逆相関が減衰した。
2019年10月17日(木)
担当:大屋 純子(助教)
Reference:
- Title:
- The effects of exercise session timing on weight loss and components of energy balance: midwest exercise trial 2.
- Author:
- DATA:
- Int J Obes (Lond). 2019 Jul 9. doi: 10.1038/s41366-019-0409-x. [Epub ahead of print]
- Abstract:
- https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31289334
Discussion:
- 朝の運動は、夕方の運動と比較してより減量しやすい可能性がある。
- 夕方の運動は食事摂取量を増加させ、運動以外の身体活動量を減少させる傾向があり、運動のタイミングによりエネルギーバランスが変化する可能性がある。
2019年05月21日(火)
担当:久保田 諒(後期研修医)
Reference:
- Title:
- Effect of a Behavioral Weight Loss Intervention in People With Serious Mental Illness and Diabetes.
- Author:
- DATA:
- Diabetes Care. 2019 May;42(5):804-809. doi: 10.2337/dc18-2201. Epub 2019 Feb 14.
- Abstract:
- https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30765433
Discussion:
重症精神疾患の人は糖尿病および肥満症を発症するリスクが高く、今回、SMI と糖尿病を合併する患者では、行動変容を行うことで有意に体重が減少することが示された。SMI と糖尿病を合併する患者では、行動変容による減量を行うことで、血糖コントロールや QOL が改善する可能性がある。