イブニングレクチャー
コホート(観察)研究
2024年05月30日(木)
担当:升田 寛子(八千代医療センター 初期研修医2年)
Reference:
- Title:
- Association of Continued Use of SGLT2 Inhibitors From the Ambulatory to Inpatient Setting With Hospital Outcomes in Patients With Diabetes: A Nationwide Cohort Study
- Author:
- DATA:
- Diabetes Care 2024;47(6):933–940
- Abstract:
- https://doi.org/10.2337/dc23-1129
Discussion:
糖尿病の入院患者におけるSGLT2iの継続使用が、入院中の死亡率の有意な低下、AKIの増加なし、およびLOSの若干の短縮と関連していることを示唆している。この研究は、入院患者の高血糖を管理するために非インスリンベースの薬物療法の使用が役割を果たす可能性があるという文献に新たな知見を加えるものである。入院患者のSGLT2iの使用を調査する、さらに前向きで大規模なランダム化臨床試験が必要である。
Category:
コホート(観察)研究
2024年03月21日(木)
担当:深田 花菜(初期研修医1年)
Reference:
- Title:
- Autoimmune comorbidity in type 1 diabetes and its association with metabolic control and mortality risk in young people: a population-based study.
- Author:
- DATA:
- Diabetologia . 2024 Apr;67(4):679-689.
- Abstract:
- https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38252314/
Discussion:
自己免疫疾患合併率は1 型糖尿病患者で 19.2 %、コントロール群で 4 % であった。セリアック病は若年の1 型糖尿病患者で発症率が高値であった。1 型糖尿病発症後 5 年以内にセリアック病のスクリーニングを行う必要がある。炎症性腸疾患、全身性結合組織障害、多発性硬化症の発症リスクに有意差は認めなかった。
2024年02月08日(木)
担当:森 友実(助教)
Reference:
- Title:
- Primary Graft Function and 5 Year Insulin Independence After Pancreas and Islet Transplantation for Type 1 Diabetes: A Retrospective Parallel Cohort Study
- Author:
- DATA:
- Transpl Int . 2023 Dec 28:36:11950.
- Abstract:
- https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38213551/
Discussion:
一次移植片機能の値は、膵島移植の群で膵臓移植・コントロール群と比較し低値であった。膵腎同時移植の群でインスリン離脱率は予測値より有意に高値であったが、膵島移植、膵単独移植、腎移植後膵移植の群では有意差は認めなかった。
膵島移植、膵臓移植ともに、一次移植片機能は5年後のインスリン離脱率と関連しており、長期の移植成績を予測する上で有用である可能性がある。
2023年11月09日(木)
担当:花井 豪(講師)
Reference:
- Title:
- Comparative Effects of Glucose-Lowering Medications on Kidney Outcomes in Type 2 Diabetes: The GRADE Randomized Clinical Trial
- Author:
- DATA:
- JAMA Intern Med . 2023 Jul 1;183(7):705-714.
- Abstract:
- https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37213109/
Discussion:
糖尿病罹病期間が比較的短く,多くが腎障害のない 2 型糖尿病患者を対象としたGRADE study のコホートを用いた事後解析において,少なくとも平均5年の追跡期間では,DPP-4阻害薬,SU剤,GLP-1受容体作動薬,インスリンの4種の糖尿病薬の間で,腎に対する影響に差がない可能性が示唆された.
2023年10月12日(木)
担当:堀之内 佑季(初期臨床研修医 2 年)
Reference:
- Title:
- Association Between Diabetes Technology Use and Glycemic Outcomes in Adults With Type 1 Diabetes Over a Decade
- Author:
- DATA:
- Diabetes Care . 2023 Sep 1;46(9):1646-1651.
- Abstract:
- https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37458618/
Discussion:
過去10年間に糖尿病技術の導入が増加し、CGMとAIDの使用が増加するにつれて、より多くの人が目標HbA1cを達成していることが示された。CGM単独と比較して、AIDの使用の方がHbA1cの改善率は高かった。