イブニングレクチャー
コホート(観察)研究
2024年11月07日(木) 担当:八幡 彩有子 (後期研修医)
Reference:
Title:
Paternal metformin use and risk of congenital malformations in offspring in Norway and Taiwan: population based, cross national cohort study
Author:
Lin-Chieh Meng
DATA:
BMJ 2024 ; 387
Abstract:
https://www.bmj.com/content/387/bmj-2024-080127
Discussion:
2型糖尿病および様々な交絡因子を考慮した結果、精子形成期にメトホルミン使用した父親の子供は先天奇形のリスク増加は認められなかった。本研究の結果、メトホルミンは子をもうける予定のある2型糖尿病男性において、血糖管理のための最初の経口薬として適切であり、また患者に安心感を与えるとともに、子供をもうけようとしている2型糖尿病治療にあたる臨床医が、メトホルミンを選択する際の判断に役立つだろう。
2024年10月24日(木) 担当:山下 瑞季(初期研修医1年)
Reference:
Title:
Long-term trajectories of sleep duration are associated with incident diabetes in middle-to-older-aged Black and White Americans
Author:
Qian Xiao
DATA:
Diabetologia 2024 ;67(9):1853-1864.
Abstract:
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38935155/
Discussion:
・長期にわたる睡眠時間の推移と糖尿病の関連性をさらに確立することができた。
・今後は長期の睡眠パターンがその後の健康における人種的および社会的経済格差にどの程度寄与しているかを評価し、集団の睡眠時間の推移を形成する社会的・環境的要因を特定する必要がある。
・睡眠の改善によって健康格差を縮小できるかどうかを評価するための介入研究も必要。
2024年10月17日(木) 担当:木戸 梨沙 (後期研修医)
Reference:
Title:
Mortality rates in people presenting with a new diabetes-related foot ulcer: a cohort study with implications for management
Author:
Naomi Holman
DATA:
Diabetologia . 2024 Sep 27
Abstract:
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39331060/
Discussion:
糖尿病性足潰瘍と心血管または腎臓の併存疾患を持つ高齢者の短期死亡率は非常に高いと考えられる。
・平均余命が短いと推定される患者の場合、治療のみに焦点を当てるのではなく、緩和ケアや残された生活の質の最大化にも着目すべきである。
2024年07月18日(木) 担当:桃木 祐太 (後期研修医)
Reference:
Title:
Use of melatonin supplements and risk of type 2 diabetes and cardiovascular diseases in the USA: insights from three prospective cohort studies
Author:
Yanping Li
DATA:
Lancet Diabetes Endocrinol. 2024 Jun;12(6):404-413.
Abstract:
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38710189/
Discussion:
・メラトニンサプリメントの定期的な使用と2型糖尿病および心血管患のリスクとの間に有意な関連は観察されなかった
・メラトニンサプリメントが夜勤労働と関連する糖尿病および心血管患のリスクを軽減する可能性があるかどうかを評価するには、さらなる研究が必要である
2024年07月11日(木) 担当:関谷 珠美(初期研修医2年)
Reference:
Title:
Leisure-Time Physical Activity May Attenuate the Impact of Diabetes on Cognitive Decline in Middle-Aged and Older Adults: Findings From the ELSA-Brasil Study
Author:
Natan Feter
DATA:
Diabetes Care 2024;47(3):427–434
Abstract:
https://doi.org/10.2337/dc23-1524
Discussion:
LTPA が糖尿病を患う中高年者の認知機能低下の速度を緩和し、この集団における認知障害の発症を遅らせる可能性があることを明らかにしています。無作為化臨床試験を含む今後の研究は必要ですが、尿病関連の認知合併症の緩和における身体活動の極めて重要な役割を支持するものです。
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