2016年01月22日（金）
担当：廣田尚紀(後期研修医)
Reference：
- Title：
- Normal-Weight Central Obesity: Implications for Total and Cardiovascular Mortality.
- Author：
- DATA：
- Ann Intern Med. 2015 Dec 1;163(11):827-35. doi: 10.7326/M14-2525. Epub 2015 Nov 10.
- Abstract：
- http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26551006
Discussion：
過体重の中心性肥満より標準体重の中心性肥満の方が高リスクである理由としては・内臓脂肪の方が皮下脂肪よりリスクが高い
・標準体重であるが中心性肥満となってしまう疾患の存在の可能性(内分泌疾患など)
・四肢筋肉量の低下による中心性肥満の可能性、その基礎疾患の可能性
・肥満のある人の方が皮下脂肪の割合が高い
などが考えられた。
Category：
2016年01月21日（木）
担当：佐藤麻子(教授)
Reference：
- Title：
- Risk of non-fatal cardiovascular diseases in early-onset versus late-onset type 2 diabetes in China: a cross-sectional study.
- Author：
- DATA：
- Lancet Diabetes Endocrinol. 2015 Dec 15. pii: S2213-8587(15)00508-2. doi: 10.1016/S2213-8587(15)00508-2.
- Abstract：
- http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26704379
Discussion：
中国で早期発症（40歳未満発症）2型糖尿病は、その糖尿病罹病期間の長さにより非致死的心血管障害の増加に関与した。
Category：
2016年01月20日（水）
担当：田内恵理子(後期研修医)
Reference：
- Title：
- Randomized Clinical Trial Comparing Basal Insulin Peglispro and Insulin Glargine in Patients With Type 2 Diabetes Previously Treated With Basal Insulin: IMAGINE 5.
- Author：
- DATA：
- Diabetes Care. 2016 Jan;39(1):92-100. doi: 10.2337/dc15-1531. Epub 2015 Nov 17.
- Abstract：
- http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26577417
Discussion：
BILではグラルギンよりも夜間低血糖や全ての低血糖、血糖変動が少なく、優れた血糖コントロールが可能であった。BILの方が中性脂肪、肝臓の脂肪が高いため、それによる長期的な影響を検討する必要があると考えられた。
Category：
2016年01月19日（火）
担当：村尾愛(後期研修医)
Reference：
- Title：
- Variations in Brain Volume and Growth in Young Children With Type 1 Diabetes.
- Author：
- DATA：
- Diabetes. 2015 Oct 28. pii: db151242.
- Abstract：
- http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26512024
Discussion：
小児1型糖尿病とそれに関係する事柄(高血糖、低血糖、血糖変動)は、脳皮質から小脳にかけての白質、灰白質の発達を遅らせる。
Category：
2016年01月15日（金）
担当：瀧澤美保(助教)
Reference：
- Title：
- Effect of Metformin Added to Insulin on Glycemic Control Among Overweight/Obese Adolescents With Type 1 Diabetes: A Randomized Clinical Trial.
- Author：
- DATA：
- JAMA. 2015 Dec 1;314(21):2241-50. doi: 10.1001/jama.2015.16174.
- Abstract：
- http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26624824
Discussion：
過体重の青年期T1DM患者のインスリン治療にメトホルミンを追加することは6ヶ月後の血糖コントロールを改善させなかった。旧インスリン量を減らすこと、肥満の改善には効果的であったが胃腸障害リスクを増加させた。
血糖コントロール改善目的に青年期T1DMのメトホルミンを投与することは本研究では支持されない。
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