2018年05月02日(水)
担当:三浦順之助(講師)
Reference:
- Title:
- How do patients with diabetes report their comorbidity? Comparison with administrative data
- Author:
- DATA:
- Clinical Epidemiology. 30 April 2018 Volume 2018:10 Pages 499—509. doi.org/10.2147/CLEP.S135872
- Abstract:
- https://www.dovepress.com/how-do-patients-with-diabetes-report-their-comorbidity-comparison-with-peer-reviewed-article-CLEP
Discussion:
・糖尿病の併存疾患につき、患者自身が報告した病状と健康保険データの一致率を検討した。一致率の高い疾患は、心筋梗塞、切断、高血圧症、中等度一致率の疾患は、狭心症、脳梗塞、下肢末梢神経障害、腎疾患、一致率の低い疾患は眼疾患、足潰瘍であった。一致率の低い因子は、高齢、長期罹病期間、併存疾患の数があげられ、高い一致率の因子は高学歴であった。・観察研究において患者の自己報告データを使用する場合、データの有効性が限られていることを考慮する必要がある。糖尿病患者には併存疾患に関する情報を提供していく必要がある。
Category:
コホート(観察)研究