イブニングレクチャー
その他
2020年01月28日(火) 担当:菅野 宙子(臨床検査科・助教)
Reference:
Title:
Gut microbiome catabolites as novel modulators of muscle cell glucose metabolism.
Author:
Houghton MJ
DATA:
FASEB J. 2019 Feb;33(2):1887-1898. doi: 10.1096/fj.201801209R. Epub 2018 Sep 5.
Abstract:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30183376
Discussion:
微生物叢由来フェノール代謝産物のヒト骨格筋筋芽細胞株へのブドウ糖取り込みと代謝の効果を検討したところ、フェノール化合物は糖取り込みと代謝を増加させた。最も効果的なものの1つは、イソバニリン酸3-O-硫酸(IVAS)であった。食事、腸内微生物叢、骨格筋エネルギー利用という新しい関連を示した 。
Category:
その他
2020年01月23日(木) 担当:佐藤 麻子(教授)
Reference:
Title:
Precision Medicine and Artificial Intelligence: A Pilot Study on Deep Learning for Hypoglycemic Events Detection based on ECG.
Author:
Porumb M
DATA:
Sci Rep. 2020 Jan 13;10(1):170. doi: 10.1038/s41598-019-56927-5.
Abstract:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31932608
Discussion:
深層学習・人工知能アルゴリズムに基づく個別化されたシステムにより、ウェアラブルデバイスで記録されたいくつかのECG波形を使用して、血糖降下イベントを自動的に検出できることを示した。このような制度の高い個別化した検討は、ECG波形の被験者間変動における従来のコホートベースの方法の限界を克服した。
Category:
その他
2020年01月22日(水) 担当:望月 翔太(後期研修医・大学院生)
Reference:
Title:
Microneedles Integrated with Pancreatic Cells and Synthetic Glucose-Signal Amplifiers for Smart Insulin Delivery.
Author:
Ye Y#
DATA:
Adv Mater. 2016 Apr;28(16):3115-3121. doi: 10.1002/adma.201506025. Epub 2016 Mar 1.
Abstract:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26928976
Discussion:
1型糖尿病の根治治療として現在、多能性幹細胞(ES細胞,iPS細胞)の再生医療が研究されている。臨床応用のためには、免疫(生体適合性)などの問題がある。世界で膵β細胞を半透膜カプセルに入れ、免疫から隔離して保護するという方法も報告されているが、細胞カプセルの移植には外科的処置を要する。また細胞カプセルの生体との適合性が損なわれ、持続的な炎症、異形細胞の形成、線維化、周囲組織の損傷、および移植片のグルコース応答の低下などが危惧される。そこで今回、グルコース合成能シグナル(Glucose-signal amplifiers (GSAs))を備えたマイクロニードル(MN)パッチを用いることにより、先端のポリマーナノサイズの小胞からグルコースオキシダーゼ(GOx)、αアミラーゼ(AM)、グルコアミラーゼ(GA)の3つの酵素が分泌され、高血糖シグナルを、外部のカプセル化された膵β細胞に感知させ、インスリン分泌を促進するものである。このマイクロニードルパッチは、免疫応答に関連する膵β細胞療法の問題を解決する可能性が示唆された。
Category:
その他
2019年12月17日(火) 担当:鈴木 智子(後期研修医)
Reference:
Title:
Sex Difference in Effects of Low-Dose Aspirin on Prevention of Dementia in Patients With Type 2 Diabetes: A Long-term Follow-up Study of a Randomized Clinical Trial.
Author:
Matsumoto C
DATA:
Diabetes Care. 2019 Dec 4. pii: dc191188. doi: 10.2337/dc19-1188. [Epub ahead of print]
Abstract:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31801787
Discussion:
低容量アスピリンは女性 2 型糖尿病患者の認知症のリスクを減らす可能性が示唆された。
2019年12月11日(水) 担当:廿樂 麗香(後期研修医)
Reference:
Title:
Risks of ischaemic heart disease and stroke in meat eaters, fish eaters, and vegetarians over 18 years of follow-up: results from the prospective EPIC-Oxford study.
Author:
Tong TYN
DATA:
BMJ. 2019 Sep 4;366:l4897. doi: 10.1136/bmj.l4897.
Abstract:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31484644
Discussion:
魚食もしくはベジタリアンは、肉食群と比較し、虚血性心疾患リスクが低い。一方、ベジタリアンは出血性脳卒中及び全脳卒中リスクが高いことが示唆された。
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その他
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