イブニングレクチャー
2015年10月10日(土) 担当:東晴名(後期研修医)
Reference:
Title:
Risk of Dementia in Seniors With Newly Diagnosed Diabetes: A Population-Based Study.
Author:
Haroon NN
DATA:
Diabetes Care. 2015 Oct;38(10):1868-75. doi: 10.2337/dc15-0491. Epub 2015 Jul 27.
Abstract:
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26216873
Discussion:
DMがあることで認知症の発生リスクは上昇する。
認知症発生のリスクファクターとして、低血糖と脳血管障害がある。
Category:
2015年10月09日(金) 担当:長谷川夕希子(後期研修医)
Reference:
Title:
Consumption of spicy foods and total and cause specific mortality: population based cohort study.
Author:
Lv J
DATA:
BMJ. 2015 Aug 4;351:h3942. doi: 10.1136/bmj.h3942.
Abstract:
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26242395
Discussion:
辛い食べ物をほぼ毎日食べる群では、ほとんど食べない群よりも総死亡リスクが低く、がん、虚血性心疾患、呼吸器疾患による死亡リスクも低下する。死亡リスクは週当たりの摂取回数が多くなるほど、ほぼ直線的に減少する。
Category:
2015年10月08日(木) 担当:岩崎直子(准教授)
Reference:
Title:
Lanosterol reverses protein aggregation in cataracts.
Author:
Zhao L
DATA:
Nature. 2015 Jul 30;523(7562):607-11. doi: 10.1038/nature14650. Epub 2015 Jul 22.
Abstract:
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26200341
Discussion:

白内障は失明原因の50%を占め、全世界で10億人が罹患しており、有効な治療は外科的摘出術しかない。水晶体はa, b, g crystallinが高度に結晶化してできたもので透明性と屈折性を保持している。

常染色体劣性遺伝を示す小児白内障家系2家系について全ゲノムシークエンスを行い、lanosterol synthaseLSS:ラノステロール合成酵素)遺伝子にホモのミスセンス変異が見出されたが、これらの変異はラノステロール合成機能をほとんど有していなかった。ラノステロールには、凝集したcrystallinを分解させる作用がある事が示された。そこでウサギの白内障水晶体を摘出し、ラノステロールで処理したところ、白内障が有意に改善した。生きた犬の白内障に対して硝子体内にラノステロールを注射し、その後ラノステロールの点眼を行うと有意に白内障が改善した。ヒトの白内障治療に応用できる可能性がある。
Category:
2015年10月07日(水) 担当:田中祐希(後期研修医)
Reference:
Title:
Prospective randomized trial of insulin glargine in acute management of diabetic ketoacidosis in the emergency department: a pilot study.
Author:
Doshi P
DATA:
Acad Emerg Med. 2015 Jun;22(6):657-62. doi: 10.1111/acem.12673. Epub 2015 May 25.
Abstract:
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26013711
Discussion:
DKA治療でCVIIに インスリングラルギン皮下注の併用がDKA改善を早める可能性が示唆されたが更なる大規模研究での検証が望まれる。
Category:
2015年10月06日(火) 担当:豊永愛子(後期研修医)
Reference:
Title:
Author:
DATA:
Abstract:
Discussion:
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