青年期1型糖尿病患者におけるhybrid closed loop systemの安全性、有効性を日常生活下で評価、SAP療法と比較検討した。
closed loopを21日間使用した検討ではSAP療法に比べ、血糖70-180mg/dl内の割合平均血糖は有意に改善した。また、患者の高い満足度が得られる治療であった。一方で、ボーラス回数が減っており、食事や間食時のボーラス投与に対するアドヒアランス低下が懸念されるため注意を要する。

白内障手術黄斑浮腫の発症率1.17%
発症率の上昇は、高齢者、男性、破のう、硝子体脱出、黄斑上膜、網膜静脈閉塞症、網膜剥離、糖尿病4.04%、糖尿病網膜症10.34%で見られた。

網膜症を除いてセマグルチドは他のGLP1アナログと同様に安全であり、心血管リスクを有意に低下し非劣性が証明される結果であった。

DPP-4阻害薬治療をされてない患者においては、アログリプチン25mgおよびビルダグリプチン100mg投与はHbA1cを同程度に改善させる。ビルダグリプチンはアルブミン尿排泄改善および腎臓保護効果が大きいと考えられる。
シタグリプチン50mgからアログリプチン25mgおよびビルダグリプチン100mg切り替え患者においては、シタグリプチン、アログリプチンおよびビルダグリプチンのHbA1c改善効果は同程度であるが、ビルダグリプチンはアログリプチンに比べ、HbA1c改善があると考えられる。

tumor promoter effectというものは否定できないが、一過性の上昇はあるが積極的な関係はみあたらない。