イブニングレクチャー

2018年11月

2018年11月19日(月) 担当:
Reference:
Title:
本日はありません
Author:
DATA:
Abstract:
Discussion:
Category:
2018年11月17日(土) 担当:
Reference:
Title:
本日はありません
Author:
DATA:
Abstract:
Discussion:
Category:
2018年11月16日(金) 担当:山本 唯(後期研修医)
Reference:
Title:
Incident Type 2 Diabetes Among Individuals With CKD: Findings From the Chronic Renal Insufficiency Cohort (CRIC) Study.
Author:
Jepson C
DATA:
Am J Kidney Dis. 2018 Sep 1. pii: S0272-6386(18)30823-0. doi: 10.1053/j.ajkd.2018.06.017. [Epub ahead of print]
Abstract:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30177484
Discussion:
  • CKD患者において、2 型糖尿病の発生率は有意に高かった。
  • CKD患者における血糖指標は一致率が低かった。
  • 腎機能は 2 型糖尿病の発症と相関しなかった。
  • ベースラインでの血糖コントロールと家族歴のみが、2 型糖尿病の新規発症の予測因子であった。
2018年11月15日(木) 担当:柳澤慶香(講師)
Reference:
Title:
Accuracy, User Acceptability, and Safety Evaluation for the FreeStyle Libre Flash Glucose Monitoring System When Used by Pregnant Women with Diabetes.
Author:
Scott EM
DATA:
Diabetes Technol Ther. 2018 Mar;20(3):180-188. doi: 10.1089/dia.2017.0386. Epub 2018 Feb 22.
Abstract:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29470094
Discussion:
FGM とSMBG の結果はよく一致していた。
FreeStyle Libre の正確性は患者の臨床的特徴と関連せず、FreeStyle Libre は糖尿病妊娠において安全、正確であった。
Category:
妊娠
2018年11月14日(水) 担当:加藤ゆか(助教)
Reference:
Title:
Interaction of GLP-1 and Ghrelin on Glucose Tolerance in Healthy Humans.
Author:
Page LC
DATA:
Diabetes. 2018 Oct;67(10):1976-1985. doi: 10.2337/db18-0451. Epub 2018 Jul 31.
Abstract:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30065032
Discussion:

       消化管ホルモンの相互作用は重要であるが、現在、まだ解明されていない点が多い。本研究では、唯一末梢で産生される摂食促進ペプチドと言われているグレリンと、その逆の作用を持つと言われるGLP-1の関連について評価した。

       糖代謝異常やその他の疾患を持たない健常者15名に、食事負荷試験を行い、試験の最中に経静脈的に、1)生食のみ注入、2)グレリンのみ注入、3)GLP-1受容体拮抗薬(Ex9)のみ注入、4)グレリンとEx9同時に注入 の4つの状況で検査を行い、その時の糖・インスリンの動向、インスリン分泌率、インスリン感受性、インスリン分泌能、β細胞機能などを評価した。

       その結果、グレリンとEx9を同時に注入した場合は、著明な食後高血糖を認め、それがβ細胞機能障害とグルコース排泄低下に起因するものであることが示唆された。グレリンにEx9を追加してGLP-1活動を阻害することで、GLP-1の影響を受けないグレリン単独での作用が強く現れたと考えられ、グレリンの作用によって、耐糖能の悪化、β細胞機能の低下、グルコースクリアランスの減少を認めた。

       グレリンとGLP-1は糖代謝において正反対の働きをするが、グレリンはGLP-1分泌を刺激しており、GLP-1によって、食後にグレリンの作用を減弱されることが示された。本研究では、グレリンが食後のペプチドYY分泌も増強させることが分かり、グレリンはGLP-1分泌誘発の他にも、消化管ホルモンの調整作用を行っている可能性が高いことが示唆された。消化管ホルモンの相互作用や各々の作用を解明することは、今後も重要であると考えられる。

Category:
その他
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