2016年06月17日(金)
担当:小田友里(後期研修医)
Reference:
- Title:
- Role and Determinants of Adherence to Off-loading in Diabetic Foot Ulcer Healing: A Prospective Investigation.
- Author:
- DATA:
- Diabetes Care. 2016 Aug;39(8):1371-7. doi: 10.2337/dc15-2373. Epub 2016 Jun 6.
- Abstract:
- http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27271185
Discussion:
糖尿病足潰瘍の治癒と免荷アドヒアランスには相関があることがわかった。免荷アドヒアランスを低下させる因子として体勢の不安定性があり、免荷具を選ぶ際に留意する必要がある。
Category:
2016年06月16日(木)
担当:宇治原典子(准教授)
Reference:
- Title:
- HDL Cholesterol as a Residual Risk Factor for Vascular Events and All-Cause Mortality in Patients With Type 2 Diabetes.
- Author:
- DATA:
- Diabetes Care. 2016 May 23. pii: dc160155.
- Abstract:
- http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27222511
Discussion:
LDLコレステロールが良好にコントロールされている2型糖尿病患者においてHDLコレステロール低値が残留リスクファクターなのかを検討することを目的に前向きコホート研究をおこなった。全例での解析では7年間の追跡で心筋梗塞のみHDLC低値と関連したが、それ以外の心イベントや総死亡とHDLC低値との関連は認められなかった。しかし、LDLCの層別解析では、2.0mmol/l以下の群では反してHDLC高値が心血管イベントとの総死亡のリスクファクターであった。
LDLC2.0-2.5mmol/lの群では、HDLC高値は心血管リスクを軽減させた。
Category:
2016年06月15日(水)
担当:髙木聡(後期研修医)
Reference:
- Title:
- Smoking and the Risk of LADA: Results From a Swedish Population-Based Case-Control Study.
- Author:
- DATA:
- Diabetes Care. 2016 May;39(5):794-800. doi: 10.2337/dc15-2348.
- Abstract:
- http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27208379
Discussion:
喫煙者においてLADAのリスク低減は認めなかった。さらに重喫煙がインスリン抵抗性の上昇を通じてLADAのリスクを上昇させるかもしれない。
Category:
2016年06月14日(火)
担当:
Reference:
- Title:
- Clinically significant chronic liver disease in people with Type 2 diabetes: the Edinburgh Type 2 Diabetes Study.
- Author:
- DATA:
- QJM. 2016 Apr;109(4):249-56. doi: 10.1093/qjmed/hcv191. Epub 2015 Oct 9.
- Abstract:
- http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26454513
Discussion:
・他の研究と比べてFigere1Aのみでなく、Table3の○の項目(ALT以外の肝酵素↑、NASHのマーカー、肝線維化のマーカー)を加えることで有病率50%上昇した。・インスリンは肝臓の星状細胞を増殖させ、コラーゲン合成を刺激することで肝の線維化を促進させる。2型DMやインスリン治療での高インスリン血症がCS-CLDのリスクファクターになる。
・肥満とアルコールは元々知られているリスクファクターだが、脂肪肝は統計的にリスクファクターとしての有用性は低い。
Category:
2016年06月13日(月)
担当:柳澤慶香(講師)
Reference:
- Title:
- Maternal age and adverse pregnancy outcome: a cohort study.
- Author:
- DATA:
- Ultrasound Obstet Gynecol. 2013 Dec;42(6):634-43. doi: 10.1002/uog.12494.
- Abstract:
- http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23630102
Discussion:
加齢は流産、pre-eclampsia、SGA児、GDM、帝王切開の危険因子となるが、各々の妊婦の周産期合併症のリスクを考える時は、他の母体因子も考慮すべきである。
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