2015年06月
2015年06月04日(木)
担当:岩崎直子(准教授)
Reference:
- Title:
- Glucose-lowering effects and low risk of hypoglycemia in patients with maturity-onset diabetes of the young when treated with a GLP-1 receptor agonist: a double-blind, randomized, crossover trial.
- Author:
- DATA:
- Diabetes Care. 2014 Jul;37(7):1797-805. doi: 10.2337/dc13-3007.
- Abstract:
- http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24929431
Discussion:
HbA1c、FPG、PPGは両群で同等に低下。スタンダードミールテストにおけるグルコース面積においても両治療の比較において差はなかった。全体で19回の低血糖が認められた。10回はSMBGにより、9回は実験中の観察データにより把握された。1回はGLP-1RAsに認められ、残る18回はグリメピリド投与期間中に認められた。
GLP-1RAs によるグルカゴン分泌は抑制されたが、グリメピリドにおけるレベルと同等であった。また、胃からの食物排泄時間も両治療で差はなかった。
GLP-1RAsはMODY3治療においてSU薬で低血糖を起こしやすい症例に適している。
Category:
2015年06月03日(水)
担当:川村和正(前期研修医)
Reference:
- Title:
- Dietary carbohydrates, refined grains, glycemic load, and risk of coronary heart disease in Chinese adults.
- Author:
- DATA:
- Am J Epidemiol. 2013 Nov 15;178(10):1542-9. doi: 10.1093/aje/kwt178. Epub 2013 Sep 5.
- Abstract:
- http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24008907
Discussion:
・男性においては最も炭水化物多い4分位と低い4分位で3.20倍の冠血管疾患羅患の危険比。男女を統合したモデルでは最も多い4分位と少ない4分位で2.88倍の危険比。・最もGL摂取の多い4分位と少ない4分位との間の冠血管疾患羅患の危険比は1.87倍。
食事のGI値と冠血管疾患の危険比に有意なものはなかった。
Category:
2015年06月02日(火)
担当:竹村俊輔(後期研修医)
Reference:
- Title:
- Assessment of muscle mass and its association with protein intake in a multi-ethnic Asian population: relevance in chronic kidney disease.
- Author:
- DATA:
- Asia Pac J Clin Nutr. 2014;23(4):619-25. doi: 10.6133/apjcn.2014.23.4.01.
- Abstract:
- http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25516320
Discussion:
タンパク摂取量は、すべての対象者における筋力値に関連を認めた。IDWにより補正されたタンパク摂取量は、CKD患者に有用と考えられた。
Category:
2015年06月01日(月)
担当:伊藤新(後期研修医)
Reference:
- Title:
- Neuropathic pain phenotyping as a predictor of treatment response in painful diabetic neuropathy: data from the randomized, double-blind, COMBO-DN study.
- Author:
- DATA:
- Pain. 2014 Oct;155(10):2171-9. doi: 10.1016/j.pain.2014.08.020. Epub 2014 Aug 27.
- Abstract:
- http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25168665
Discussion:
組み合わせ療法、単剤の高用量治療のすべての群で疼痛は改善した。有意ではないが、併用療法は、中等度および軽度の疼痛を有する患者において、より有益である可能性があり、重度の疼痛を有する患者においては、単剤の高用量治療のほうが効果的である可能性があった。また、疼痛の種類は多彩であり疼痛の種類によって治療選択を行うほうが効果的であると考えられ、疼痛の種類による投薬選択の検討が必要である。
Category: