イブニングレクチャー
食事療法
2019年03月08日(金)
担当:廣田尚紀(大学院生・後期研修医)
Reference:
- Title:
- Associations of nutrient intakes with obesity and diabetes mellitus in the longitudinal medical surveys of Japanese Americans.
- Author:
- DATA:
- J Diabetes Investig. 2019 Jan 21. doi: 10.1111/jdi.13010. [Epub ahead of print]
- Abstract:
- https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30663246
Discussion:
遺伝的な日本人において、肥満がなければ炭水化物・糖類の摂取割合は糖尿病の発症に有意な関係はみられなかった。
しかし、糖類の多量摂取は肥満をもたらす。
Category:
食事療法
2019年02月13日(水)
担当:堀場 悠(後期研修医)
Reference:
- Title:
- Patterns of Beverages Consumed and Risk of Incident Kidney Disease.
- Author:
- DATA:
- Clin J Am Soc Nephrol. 2019 Jan 7;14(1):49-56. doi: 10.2215/CJN.06380518. Epub 2018 Dec 27.
- Abstract:
- https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30591520
Discussion:
米国南部の黒色人種内において、加糖された炭酸飲料と果汁飲料、水の摂取量が多い人では CKD リリスクが有意に上昇していた。ただし、水の摂取については今後、より詳細に種類を分けた上で、再検討の必要性がある。
Category:
食事療法
2019年01月23日(水)
担当:廣田尚紀(後期研修医・大学院生)
Reference:
- Title:
- Effects of green tea on lipid metabolism in overweight or obese people: A meta-analysis of randomized controlled trials.
- Author:
- DATA:
- Mol Nutr Food Res. 2018 Jan;62(1). doi: 10.1002/mnfr.201601122. Epub 2017 Aug 15.
- Abstract:
- https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28636182
Discussion:
- 緑茶・カテキン成分は血漿中 TC および LDL レベルが有意に低下したが、低下は軽度であった。
- 血漿TG および HDL に及ぼす影響は本研究では認められなかった。
Category:
食事療法
2018年11月29日(木)
担当:佐藤麻子(教授)
Reference:
- Title:
- Dietary carbohydrate intake and mortality: a prospective cohort study and meta-analysis.
- Author:
- DATA:
- Lancet Public Health. 2018 Sep;3(9):e419-e428. doi: 10.1016/S2468-2667(18)30135-X. Epub 2018 Aug 17.
- Abstract:
- https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30122560
Discussion:
総エネルギーにおける炭水化物摂取の割合と死亡率の関係は、50-55%の炭水化物摂取で死亡率が一番低いUカーブを示した。
低炭水化物の食生活パターンでは、炭水化物か動物由来のタンパク質や脂肪に置き換わると死亡率が高く、植物由来のタンパク質や脂肪にすると死亡率が低下している。炭水化物以外の食物源が、炭水化物の摂取量と死亡率の関連に著しく影響していることが示唆された。2018年11月24日(土)
担当:廣田尚紀(後期研修医・大学院生)
Reference:
- Title:
- Adding sodium information to casual dining restaurant menus: Beneficial or detrimental for consumers?
- Author:
- DATA:
- Appetite. 2018 Jun 1;125:474-485. doi: 10.1016/j.appet.2018.02.025. Epub 2018 Mar 6.
- Abstract:
- https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29501682
Discussion:
・ 通常の味覚の者、薄味を好むものはカロリーと食塩摂取量の成分表示によって低いカロリー、低食塩量の食事を選択していた。
・ 濃い味を好むものは食塩含有量を表示することにより食塩摂取量が増える。カロリー摂取量は減る。
・ カロリーと食塩摂取量を表示することは有益であるが、味覚によっては食塩摂取量について有害である。
Category:
食事療法