イブニングレクチャー

2022年12月

2022年12月08日(木) 担当:花井 豪(講師)
Reference:
Title:
Association of Rosuvastatin Use with Risk of Hematuria and Proteinuria
Author:
Shin JI, et al
DATA:
J Am Soc Nephrol . 2022 Jul 19;33(9):1767-1777.
Abstract:
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35853713/
Discussion:
アトルバスタチンと比較し,ロスバスタチンは血尿・蛋白尿・腎代替療法を必要とする腎不全の発症リスクが高いことが明らかとなった.腎機能別での解析で,腎機能低下患者でそのリスクが増大することはなかったが,CKD患者では,ロスバスタチンの血中濃度が増加すること,また,血尿・蛋白尿・腎不全発症の頻度が非CKD患者より高いため,より注意が必要と考えられる.

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