モーニングレクチャー
2型糖尿病
2019年06月21日(金) 担当:片峰亜季(後期研修医)
Reference:
Title:
Regression to Normal Glucose Regulation in American Indians and Alaska Natives of a Diabetes Prevention Program.
Author:
DATA:
Diabetes Care. 2019 Jul;42(7):1209-1216. doi: 10.2337/dc18-1964. Epub 2019 Jun 8.
Abstract:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31177184
Discussion:
今回の研究では耐糖能異常を認めるAI/AN集団においてライフスタイル介入により38%が1年後にNGRに移行し、NGRに移行した集団においては2型糖尿病の発症リスクが72%減少した。
・1年間のライフスタイル介入後も耐糖能異常が続いた集団はその後の2型糖尿病発症のリスクが高く、1年後の糖カテゴリーによりリスクは異なった(IFG/IGTが最も高く、iIGT、iIFGが続いた)。
・体重減少はNGRへの移行と将来の2型糖尿病発症リスクの低下の両方にとって重要な因子であった。
・ベースライン時の臨床背景以外にもメトホルミンの使用、体重減少など修正可能な因子がNGRへの移行に役立つと考えられた。
→標準的なライフスタイル介入に反応がない人には、体重減少率の増加やライフスタイル介入と薬物介入の組み合わせなど個々によって戦略を変更する必要がある。

Category:
2型糖尿病
2019年06月20日(木) 担当:伊藤 健治(初期研修医)
Reference:
Title:
Canagliflozin and Renal Outcomes in Type 2 Diabetes and Nephropathy.
Author:
Perkovic V
DATA:
N Engl J Med. 2019 Jun 13;380(24):2295-2306. doi: 10.1056/NEJMoa1811744. Epub 2019 Apr 14.
Abstract:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30990260
Discussion:
2型糖尿病 腎症のある患者において、中央値2.62年の追跡期間、canaglifozinを投与された群はplacebo群と比較して腎不全と心血管イベントのリスクが低かった。
2019年06月19日(水) 担当:藤川広菜(後期研修医)
Reference:
Title:
Trends in incidence and case fatality of acute myocardial infarction, angina and coronary revascularisation in people with and without type 2 diabetes in Scotland between 2006 and 2015.
Author:
Read SH
DATA:
Diabetologia. 2019 Mar;62(3):418-425. doi: 10.1007/s00125-018-4796-7. Epub 2019 Jan 17.
Abstract:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30656362
Discussion:
  • 2006 年から 2015 年の間にスコットランドで急性心筋梗塞・狭心症の発生数は全体的に減少したが、2 型糖尿病による CVD リスク増加は改善しなかった。
  • 糖尿病患者において、冠危険因子の管理や、心血管系にベネフィットのある治療の研究などかなりの努力がなされているが、良好なリスク管理に至っておらず、より積極的な介入の必要性が示唆される。








Category:
2型糖尿病
2019年06月18日(火) 担当:近藤有一郎(後期研修医)
Reference:
Title:
Effect of Dapagliflozin on Heart Failure and Mortality in Type 2 Diabetes Mellitus.
Author:
Kato ET
DATA:
Circulation. 2019 May 28;139(22):2528-2536. doi: 10.1161/CIRCULATIONAHA.119.040130. Epub 2019 Mar 18.
Abstract:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30882238
Discussion:

ダパグリフロジンが心血管リスクを有するT2DMにおいて、 HFrEF の有無にかかわらず心不全入院を減少させた。

また、HFrEF を有するT2DM患者において心血管死と全死亡を減少させることを示した。

Category:
2型糖尿病
2019年06月13日(木) 担当:橋本 晴子(初期研修医)
Reference:
Title:
Importance of Treatment Status in Links Between Type 2 Diabetes and Alzheimer's Disease.
Author:
McIntosh EC
DATA:
Diabetes Care. 2019 May;42(5):972-979. doi: 10.2337/dc18-1399. Epub 2019 Mar 4.
Abstract:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30833374
Discussion:
高齢の糖尿病未治療群は、正常血糖、前糖尿病、糖尿病薬物療法群に比べ、脳脊髄液中のp-tau高値を認めた。また、糖尿病未治療群は正常血糖、前糖尿病、糖尿薬物療法群に比べ、アルツハイマー病の診断に至る速度が速かった。一方、糖尿病薬物療法群では糖尿病の罹病期間はp-tau検出量と正の相関があり、慢性的高血糖はtau蛋白の機能不全をおこすことが示唆された。以上より、2型糖尿病の薬物療法はアルツハイマー病の発症リスクを軽減することが示唆された。
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