モーニングレクチャー

2018年02月

2018年02月28日(水) 担当:鈴木裕太(後期研修医)
Reference:
Title:
Early worsening of diabetic retinopathy in the Diabetes Control and Complications Trial.
Author:
The Diabetes Control and Complications Trial Research Group
DATA:
Arch Ophthalmol. 1998 Jul;116(7):874-86.
Abstract:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/9682700
Discussion:
強化療法群での早期悪化は 13.1 % と、従来療法群の 7.6 % より高頻度であった( p < 0.001 )。
Category:
眼合併症
2018年02月27日(火) 担当:清水美佳(前期研修医)
Reference:
Title:
Incidence of End-Stage Renal Disease in Patients With Type 1 Diabetes.
Author:
Helve J
DATA:
Diabetes Care. 2018 Mar;41(3):434-439. doi: 10.2337/dc17-2364. Epub 2017 Dec 20.
Abstract:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29263163
Discussion:
・1 型糖尿病患者の ESRD リスクは時間とともに減少した。
・女性及びより若年時に 1 型糖尿病と診断された患者ではリスクが低いが 10 歳未満に診断された患者ではリスクが高い。
・血糖、血圧コントロール、脂質異常症の治療法が進歩してから 20 年も経過していないため、ESRD の累積発生率は今後も低下し続けると期待される。
2018年02月26日(月) 担当:廣瀬晶(講師)
Reference:
Title:
Screening Intervals for Diabetic Retinopathy and Implications for Care.
Author:
Scanlon PH
DATA:
Curr Diab Rep. 2017 Sep 5;17(10):96. doi: 10.1007/s11892-017-0928-6.
Abstract:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28875458
Discussion:

目的は、スクリーニング間隔を従来の 1 年間より長くしても、視力を脅かすような網膜症(sight-threatening diabetic retinopathy )に対し安全な低リスク群についてのエビデンスを確かめること。
英国グローチェスターシャーの糖尿病網膜症スクリーニングプログラムにおいては、両眼とも網膜症を認めない群では、網膜症スクリーニングの間隔を2年に延長した場合の sight-threatening diabetic retinopathy の発症リスクは、5 / 1000 人年未満だった。しかし、低リスク群と告げられた後の患者行動の変化による、糖尿病コントロールの悪化や網膜症スクリーニングの受診率低下などの懸念される問題点についての知見は、現時点ではない。

2018年02月24日(土) 担当:岡橋昌己(前期研修医)
Reference:
Title:
Oculomotor palsy in diabetics.
Author:
Lajmi H
DATA:
J Fr Ophtalmol. 2018 Jan;41(1):45-49. doi: 10.1016/j.jfo.2017.06.010. Epub 2017 Dec 28.
Abstract:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29290461
Discussion:
糖尿病患者の眼球運動障害に対するリスク因子として、長期間にわたる不良な血糖コントロール、高血圧、左室肥大、ヘマトクリットの上昇が考えられた。
Category:
眼合併症
2018年02月23日(金) 担当:片峰亜季(後期研修医)
Reference:
Title:
Risk of Cardiovascular Disease and Death in Individuals With Prediabetes Defined by Different Criteria: The Whitehall II Study.
Author:
Vistisen D
DATA:
Diabetes Care. 2018 Feb 16. pii: dc172530. doi: 10.2337/dc17-2530. [Epub ahead of print]
Abstract:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29453200
Discussion:
  ADA で定められた基準で診断された耐糖能異常のある人は、WHO / IEC で定められた基準で診断された耐糖能異常のある人より CVD や全死亡のリスクが低かった。
 
HbA1c の値から耐糖能異常と診断された人は、空腹時血糖値や OGTT 2h 血糖から耐糖能異常と診断された人より心血管疾患や全死亡のリスクが高かった。
 
ただ、CVD のリスク因子( CVD の既往、脂質値、血圧、喫煙歴...)や年齢、性別、人種で補正した場合には CVD および全死亡のリスクは大幅に低下し、耐糖能異常以外の影響は大きいと考えられた。