モーニングレクチャー
1型糖尿病
2019年07月10日(水) 担当:滝田美夏子(大学院生・後期研修医)
Reference:
Title:
An Anti-CD3 Antibody, Teplizumab, in Relatives at Risk for Type 1 Diabetes.
Author:
Herold KC
DATA:
N Engl J Med. 2019 Jun 9. doi: 10.1056/NEJMoa1902226. [Epub ahead of print]
Abstract:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31180194
Discussion:
テプリヅマブを 2 週間投与した群では 1 型糖尿病の発症を遅らせた。テプリヅマブの効果は最初の都市で最も大きかった。(全体の発症は最初の年に全体の 41 % が発症しており、テプリヅマブ群では最初の 1 年の発症を抑えられた。)OGTT で C ペプチドが低下していた参加者はテプリヅマブが効果的であった。これは自己抗体が陽性になった時点でテプリヅマブを投与するよりもある程度活動的な免疫反応が起きてから投与した方が効果があるのではないかということを示唆した。 HLADR3- 、HLADR4+、ZnT8- の患者ではテプリヅマブの反応が良好であった。ZnT8 抗体以外の自己抗体に関してはテプリヅマブ投与に対する反応の違いは認めなかった。
2019年07月08日(月) 担当:三浦順之助(准教授)
Reference:
Title:
Continuous Glucose Monitoring Predicts Progression to Diabetes in Autoantibody Positive Children.
Author:
Steck AK
DATA:
J Clin Endocrinol Metab. 2019 Aug 1;104(8):3337-3344. doi: 10.1210/jc.2018-02196.
Abstract:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30844073
Discussion:

1型糖尿病発症の高リスク群において、CGMデータの縦断的解析により糖濃度>140mg/dL18%以上の群で、感度75%、特異度100%、陽性的中率100%の精度で1型糖尿病発症が予測できることが判明した。

2019年06月29日(土) 担当:森 友実(後期研修医)
Reference:
Title:
Decreasing Cumulative Incidence of End-Stage Renal Disease in Young Patients With Type 1 Diabetes in Sweden: A 38-Year Prospective Nationwide Study.
Author:
Toppe C
DATA:
Diabetes Care. 2019 Jan;42(1):27-31. doi: 10.2337/dc18-1276. Epub 2018 Oct 23.
Abstract:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30352897
Discussion:
  • 1 型糖尿病患者における ESRD 発生率は低下している。
  • 20 - 34 歳に糖尿病を発症した群では ESRD の発症が少なかった。
  • 性別による ESRD 発生率に有意差は認めなかったが、20 歳以上で糖尿病発症した群では罹病期間が長期化するにつれ、男性で ESRD 発生率は高い傾向にあった。
2019年06月25日(火) 担当:望月翔太(後期研修医・大学院生)
Reference:
Title:
Inappropriate glucagon and GLP-1 secretion in individuals with long-standing type 1 diabetes: effects of residual C-peptide.
Author:
Thivolet C
DATA:
Diabetologia. 2019 Apr;62(4):593-597. doi: 10.1007/s00125-018-4804-y. Epub 2019 Jan 6.
Abstract:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30612138
Discussion:

長年の間1型糖尿病患者のインスリン分泌は完全に枯渇していると言われてきたが、近年超高感度Cペプチドキットを用いることにより、低値でも検出されることがわかってきている。また、1型糖尿病におけるグルカゴン分泌やGLP1分泌は奇異性に分泌されることも報告されている。

今回、罹病期間が長期の1型糖尿病患者における混合食事負荷試験(MMTT)でのCペプチド値、グルカゴン値、GLP1値を測定し推移を検証した。Cペプチド陰性群(2.5 pmol/L以下)Cペプチド陽性群(30 pmol/L以上)Recent-onset(発症4年以内)の3群で検証した。

Cペプチド残存の有無にかかわらずグルカゴン分泌のAUCは変化がなかったが、Cペプチド陰性群ではGLP1の上昇(ピーク15分値)がグルカゴンの上昇(ピーク30分値)よりも早く起こり、Cペプチド陽性群ではグルカゴン、GLP1の上昇(ピーク45分値)は相関していた。
Category:
1型糖尿病
2019年06月08日(土) 担当:鈴木智子(後期研修医)
Reference:
Title:
Treatment with the long-acting insulin analog degludec during pregnancy in women with type 1 diabetes: An observational study of 22 cases.
Author:
Keller MF
DATA:
Diabetes Res Clin Pract. 2019 May 15;152:58-64. doi: 10.1016/j.diabres.2019.05.004. [Epub ahead of print]
Abstract:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31102682
Discussion:
1 型糖尿病合併妊娠において、デグルデクの使用とグラルギンの使用では、妊娠後期の血糖コントロール、妊娠中および産後早期の重症低血糖、妊娠転帰に有意差を認めなかった。
Category:
1型糖尿病妊娠
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