モーニングレクチャー
1型糖尿病
2018年03月16日(金) 担当:麻沼卓弥(後期研修医)
Reference:
Title:
Low Incidence of End-Stage Renal Disease in Childhood-Onset Type 1 Diabetes Followed for Up to 42 Years.
Author:
Gagnum V
DATA:
Diabetes Care. 2018 Mar;41(3):420-425. doi: 10.2337/dc17-0906. Epub 2017 Oct 12.
Abstract:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29025877
Discussion:
ノルウェーでの若年発症の 1 型糖尿病は他のいくつかの国(フィンランド、アメリカ、日本)と比較して低い末期腎不全の発症率であった。
2018年03月12日(月) 担当:小林浩子(助教)
Reference:
Title:
Frequency and phenotype of type 1 diabetes in the first six decades of life: a cross-sectional, genetically stratified survival analysis from UK Biobank.
Author:
Thomas NJ
DATA:
Lancet Diabetes Endocrinol. 2018 Feb;6(2):122-129. doi: 10.1016/S2213-8587(17)30362-5. Epub 2017 Nov 30.
Abstract:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29199115
Discussion:
遺伝的に 1 型糖尿病を定義するという手法を用い、31 歳-60 歳に発症する 1 型糖尿病の頻度を明らかにした。

成人発症 T1DM では、2 型糖尿病例も多いために、診断が遅れ、その結果、インスリン療法を開始するのが遅れがちである。
それにより内因性インスリン分泌が枯渇してしまう可能性や、DKA を発症する例がある。
成人発症例を見逃さないよう、注意が必要である。
Category:
1型糖尿病
2018年03月06日(火) 担当:加藤勇人(後期研修医)
Reference:
Title:
Metformin use and its effect on survival in diabetic patients with advanced non-small cell lung cancer.
Author:
Arrieta O
DATA:
BMC Cancer. 2016 Aug 12;16:633. doi: 10.1186/s12885-016-2658-6.
Abstract:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27519177
Discussion:
・血糖良好な患者と、血糖不良な患者、糖尿病のない患者で全生存率を比べると、血糖良好な患者の全生存率が一番良好であった。
・メトホルミンの使用及び良好な血糖コントロールは、非小細胞肺癌患者の予後に有益な効果をもたらす。
2018年02月27日(火) 担当:清水美佳(前期研修医)
Reference:
Title:
Incidence of End-Stage Renal Disease in Patients With Type 1 Diabetes.
Author:
Helve J
DATA:
Diabetes Care. 2018 Mar;41(3):434-439. doi: 10.2337/dc17-2364. Epub 2017 Dec 20.
Abstract:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29263163
Discussion:
・1 型糖尿病患者の ESRD リスクは時間とともに減少した。
・女性及びより若年時に 1 型糖尿病と診断された患者ではリスクが低いが 10 歳未満に診断された患者ではリスクが高い。
・血糖、血圧コントロール、脂質異常症の治療法が進歩してから 20 年も経過していないため、ESRD の累積発生率は今後も低下し続けると期待される。
2018年02月26日(月) 担当:廣瀬晶(講師)
Reference:
Title:
Screening Intervals for Diabetic Retinopathy and Implications for Care.
Author:
Scanlon PH
DATA:
Curr Diab Rep. 2017 Sep 5;17(10):96. doi: 10.1007/s11892-017-0928-6.
Abstract:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28875458
Discussion:

目的は、スクリーニング間隔を従来の 1 年間より長くしても、視力を脅かすような網膜症(sight-threatening diabetic retinopathy )に対し安全な低リスク群についてのエビデンスを確かめること。
英国グローチェスターシャーの糖尿病網膜症スクリーニングプログラムにおいては、両眼とも網膜症を認めない群では、網膜症スクリーニングの間隔を2年に延長した場合の sight-threatening diabetic retinopathy の発症リスクは、5 / 1000 人年未満だった。しかし、低リスク群と告げられた後の患者行動の変化による、糖尿病コントロールの悪化や網膜症スクリーニングの受診率低下などの懸念される問題点についての知見は、現時点ではない。