モーニングレクチャー
1型糖尿病
2018年04月28日(土) 担当:清水美佳(後期研修医)
Reference:
Title:
Incidence, Demographics, and Clinical Characteristics of Diabetes of the Exocrine Pancreas (Type 3c): A Retrospective Cohort Study.
Author:
Woodmansey C
DATA:
Diabetes Care. 2017 Nov;40(11):1486-1493. doi: 10.2337/dc17-0542. Epub 2017 Aug 31.
Abstract:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28860126
Discussion:
・膵臓疾患に続いて発症する糖尿病は、血糖コントロール不良および早期インスリン治療と有意に関連付けられるが、外分泌膵臓の糖尿病としては稀にしか識別されない。
・臨床医は、最初に糖尿病に罹患したときに患者が膵臓病の病歴を有するかどうかを明らかにし、外分泌膵臓の糖尿病の診断を考慮に入れる必要がある。
2018年04月27日(金) 担当:保科早里(助教)
Reference:
Title:
Effect of Hydrolyzed Infant Formula vs Conventional Formula on Risk of Type 1 Diabetes: The TRIGR Randomized Clinical Trial.
Author:
Writing Group for the TRIGR Study Group, Knip M
DATA:
JAMA. 2018 Jan 2;319(1):38-48. doi: 10.1001/jama.2017.19826.
Abstract:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29297078
Discussion:
1型糖尿病疾患感受性HLAを有し、第一度近親に1型糖尿病がいる乳児に対して、完全加水分解されたタンパク質から作られたミルクが1型糖尿病の発症を予防できるか前向きに検討した。完全加水分解ミルクと普通の粉ミルクを混合したものを与えられた乳児と比較しても1型糖尿病の累積発症率は低下しなかった。
Category:
1型糖尿病
2018年04月26日(木) 担当:松永卓士(前期研修医)
Reference:
Title:
Mortality from infectious diseases in diabetes.
Author:
Zoppini G
DATA:
Nutr Metab Cardiovasc Dis. 2018 Jan 31. pii: S0939-4753(17)30321-6. doi: 10.1016/j.numecd.2017.12.007. [Epub ahead of print]
Abstract:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29519560
Discussion:
糖尿病患者において、感染症が死の引き金となった原死因と捉えた場合と、死につながった様々な要素のうちの1つと捉えた場合を比較した時、前者のアプローチでは感染症の死への影響を過小評価している可能性があることが示唆された。
2018年04月10日(火) 担当:山下真平(後期研修医・大学院生)
Reference:
Title:
Regression of albuminuria and its association with incident cardiovascular outcomes and mortality in type 1 diabetes: the FinnDiane Study.
Author:
Jansson FJ
DATA:
Diabetologia. 2018 May;61(5):1203-1211. doi: 10.1007/s00125-018-4564-8. Epub 2018 Feb 8.
Abstract:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29423580
Discussion:
糖尿病腎症の進行は心血管疾患リスクや死亡リスクを高めるが、腎症を寛解させることは、腎症を進行させずにその寛解後の腎症ステージを維持させる場合と同程度に心血管疾患リスクや死亡率を下げることが示唆された。
2018年04月06日(金) 担当:加藤ゆか(助教)
Reference:
Title:
Risk of Infection in Type 1 and Type 2 Diabetes Compared With the General Population: A Matched Cohort Study.
Author:
Carey IM
DATA:
Diabetes Care. 2018 Mar;41(3):513-521. doi: 10.2337/dc17-2131. Epub 2018 Jan 12.
Abstract:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29330152
Discussion:
       大規模の英国でのプライマリーケアデータベースで、糖尿病患者は一般の非糖尿病患者と 比較して、ほぼ全て感染症の罹患リスクが増加することがわかった。
       糖尿病関連の感染症罹患率は、細菌感染(肺炎、敗血症、心内膜炎、皮膚感染、骨・関節の感染等)、真菌感染(真菌症)共に、1型糖尿病(T1DM)・2型糖尿病(T2DM)両方で明らかに増加している。
       特にその中で、感染罹患率は、T1DMで一貫して高値である。
       糖尿病患者の中で、最も感染リスクが高く、予後が悪い(入院・死亡)のは、特に、高齢者(70歳以上)、病的肥満者(BMI 40 kg/㎡)、喫煙者、長期の糖尿病罹患歴のある患者(T2DM)、深刻な併存疾患を持つ患者、より貧困格差のある地域に住んでいる患者であった。
      今後、重症な感染症、感染症に対する治療不足による重症化を防ぐような、さらなる治療戦略および教育の調査と開発が必要と考えられた。