モーニングレクチャー
2015年03月26日(木) 担当:伊藤新(後期研修医)
Reference:
Title:
HDL cholesterol and cancer risk among patients with type 2 diabetes.
Author:
Zhao W
DATA:
Diabetes Care. 2014 Dec;37(12):3196-203. doi: 10.2337/dc14-0523. Epub 2014 Sep 11.
Abstract:
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25216507
Discussion:
2型糖尿病患者の男女共に逆相関関係がある。
また、主要な交絡因子を調整した後もこの関連は変わらなかった。
HDL-コレステロールと癌発生リスクとの間になぜ逆相関を示すか完全には解明されていないが、
・癌は前炎症状態であり、HDL-コレステロールは抗炎症作用を持つためこのような関係となる可能性。
・2型糖尿病患者であること自体が酸化を促し、それがHDL-コレステロールの酸化を促すことで癌の進行につながる可能性がある。
しかし、明らかではなく今後の研究に期待される。
Category:
2015年03月25日(水) 担当:村瀬(前期研修医)
Reference:
Title:
Beneficial effect of pistachio consumption on glucose metabolism, insulin resistance, inflammation, and related metabolic risk markers: a randomized clinical trial.
Author:
Hernández-Alonso P
DATA:
Diabetes Care. 2014 Nov;37(11):3098-105. doi: 10.2337/dc14-1431. Epub 2014 Aug 14.
Abstract:
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25125505
Discussion:
糖尿病炎症患者に焦点をあてており、健康な人や2型糖尿病にピスタチオが有効かは推定でしかない。ナッツ類摂取の肥満や糖尿病に有効性を示すデーターは今までにいくつかあるが、今回は採血所見だけではなく分子レベルまでのアプローチをしており、メカニズム解明をさらに進めた。今後、2型糖尿病慢性炎症性疾患に関してのピスタチオの影響を調べる必要がある。
Category:
2015年03月20日(金) 担当:豊永愛子(後期研修医)
Reference:
Title:
Higher dietary salt intake is associated with microalbuminuria, but not with retinopathy in individuals with type 1 diabetes: the EURODIAB Prospective Complications Study.
Author:
Engelen L
DATA:
Diabetologia. 2014 Nov;57(11):2315-23. doi: 10.1007/s00125-014-3367-9. Epub 2014 Aug 30.
Abstract:
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25172228
Discussion:
1型糖尿病において塩分摂取量高値は、特にoverweightの症例で微量アルブミン尿のリスクファクターとなり、細小血管障害の進展を防ぐもしくは遅らせるには、塩分摂取に関する栄養指導が重要となるかもしれない。
細小血管障害進展に対する塩分摂取の影響を明らかにするため、さらなる前向き調査が必要と考えられた。
Category:
2015年03月19日(木) 担当:亀田裕介(助教)
Reference:
Title:
Aflibercept, Bevacizumab, or Ranibizumab for Diabetic Macular Edema.
Author:
The Diabetic Retinopathy Clinical Research Network.
DATA:
N Engl J Med. 2015 Feb 18. [Epub ahead of print]
Abstract:
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25692915
Discussion:
抗VEGF製剤であるアフリベルセプト、ラニビズマブ、ベバシズマブの硝子体注射は糖尿病黄斑浮腫に対して一定の視力改善効果を認める一方で、視力不良例に対してはアフリベルセプトが他の2剤よりも視力改善の点において有効である可能性が示唆された。
Category:
2015年03月18日(水) 担当:市村靖彦(後期研修医)
Reference:
Title:
Outcomes of pregnancy after bariatric surgery.
Author:
Johansson K
DATA:
N Engl J Med. 2015 Feb 26;372(9):814-24. doi: 10.1056/NEJMoa1405789.
Abstract:
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25714159
Discussion:
肥満手術は妊娠糖尿病と胎児過剰発育のリスク低下と関連するが、一方で妊娠期間の短縮、SGAのリスク上昇との関連が認められ、児の死亡率上昇に関連する可能性も認められた。
SGAのリスク上昇に関しては、肥満手術後、妊娠中も継続して体重が減少し、それが児の栄養状態に影響を及ぼしていた可能性が推測された。
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