モーニングレクチャー
肥満
2018年08月16日(木) 担当:中神朋子(准教授)
Reference:
Title:
Effect of the Duodenal-Jejunal Bypass Liner on Glycemic Control in Patients With Type 2 Diabetes With Obesity: A Meta-analysis With Secondary Analysis on Weight Loss and Hormonal Changes.
Author:
Jirapinyo P
DATA:
Diabetes Care. 2018 May;41(5):1106-1115. doi: 10.2337/dc17-1985.
Abstract:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29678867
Discussion:
  • 本研究は肥満合併2型糖尿病患者のみが対象となっており、メタ解析結果は、DJBLが、肥満合併2型糖尿病患者の血糖指標の有意な改善と関連していることを示唆している。
  • 肥満合併2型糖尿病患者の治療のための薬物療法および生活習慣介入への補助的な治療としてのDJBLの可能性が示唆された。
  • DJBL時のHbA1cの変化について、糖尿病治療薬の変化が考慮されていない。SGLT-2阻害薬やGLP-1受容体作動薬などを使用されていた可能性があることを考慮する必要がある。
  • 研究の大部分は観察研究である。
Category:
2型糖尿病肥満
2018年08月08日(水) 担当:加藤ゆか(助教)
Reference:
Title:
Perivascular Adipose Tissue-Derived PDGF-D Contributes to Aortic Aneurysm Formation During Obesity.
Author:
Zhang ZB
DATA:
Diabetes. 2018 Aug;67(8):1549-1560. doi: 10.2337/db18-0098. Epub 2018 May 24.
Abstract:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29794241
Discussion:
  • マウスでの実験で、肥満において、perivascular adipose tissue PVAT)由来のPDGF-Dが大動脈瘤形成に関わっており、脂肪細胞由来PDGF-Dが過発現することによって血管外膜の線維化や炎症が促進し、肥満において大動脈瘤形成促進を引き起こしているという分子学的機序がわかった。
  • アンジオテンシンによって腹部大動脈瘤が引き起こされるという点は、高脂肪食由来の肥満マウスと遺伝子的な肥満マウスでは同様の結果であった。
  • PDGF-Dは、血管外膜においてTGF-βの電気信号を介して線維化や炎症を調整おり、PDGF-Dの働きを抑制すると、線維化や炎症も抑制されることがわかった。また、結果としてPDGF-Dの抑制が、マウスの大動脈瘤形成を減少させ、大動脈瘤破裂による死亡も減少させた。
  • これらの結果から、肥満でのPDGF-D機能の抑制は肥満由来の大動脈形成やメタボリック症候群を防ぐ介入となる可能性がある。
2018年07月24日(火) 担当:小林浩子(助教)
Reference:
Title:
Structured lifestyle intervention based on a trans-cultural diabetes-specific nutrition algorithm (tDNA) in individuals with type 2 diabetes: a randomized controlled trial.
Author:
Chee WSS
DATA:
BMJ Open Diabetes Res Care. 2017 Sep 26;5(1):e000384. doi: 10.1136/bmjdrc-2016-000384. eCollection 2017.
Abstract:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29435347
Discussion:
動機付け面接を用いて、構造的にライフスタイル介入をすることは、過体重・肥満 2 型糖尿病患者の減量および代謝コントロールに有効である。
Category:
2型糖尿病肥満
2018年07月18日(水) 担当:廣田尚紀(後期研修医・大学院生)
Reference:
Title:
Transition from metabolic healthy to unhealthy phenotypes and association with cardiovascular disease risk across BMI categories in 90 257 women (the Nurses' Health Study): 30 year follow-up from a prospective cohort study.
Author:
Eckel N
DATA:
Lancet Diabetes Endocrinol. 2018 May 30. pii: S2213-8587(18)30137-2. doi: 10.1016/S2213-8587(18)30137-2. [Epub ahead of print]
Abstract:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29859908
Discussion:
代謝性疾患が無かったとしても、肥満は心血管イベントのリスクとなる。
2018年06月12日(火) 担当:伊藤新(後期研修医)
Reference:
Title:
Can Helicobacter pylori Eradication Treatment Modify the Metabolic Response to Bariatric Surgery?
Author:
Goday A
DATA:
Obes Surg. 2018 Mar 2. doi: 10.1007/s11695-018-3170-7. [Epub ahead of print]
Abstract:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29500674
Discussion:
H.pylori の除菌を術前にすることは術後の代謝パラメーターのいくつか( BMI 減少効果、TG の低下傾向、血糖の低下傾向 ) を改善することにつながる可能性がある。
Category:
肥満その他