月 | はじめに(栄養指導の基礎) |
火 | 食品交換表について |
水 | 外食について |
木 | 調味料について(主に塩分制限) |
金 | まとめ |
講義スケジュール
月 糖尿病とは? 糖尿病昏睡、糖尿病の治療 火 糖尿病の合併症 水 日常の諸注意、低血糖対策、sick day(看護師) 木 食事療法(小児、妊婦、腎症を含む) 金 運動療法(運動の理論)(運動療法士)
小児ヤングの糖尿病患者さんとそのご家族が知っておきたい糖尿病に関する基本知識と日々の生活における注意点をイラストやクイズを交えて解説しています。
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● 小児糖尿病の子どもを預かる先生方へ 子どもと糖尿病 安心ハンドブック
[監修]内潟安子(東京女子医科大学糖尿病センター センター長)
・先生方へのお願い
・この冊子のPDFファイルを以下のページからダウンロードできます。 |
● 小児ヤング糖尿病の子供たち・ご家族向け 小児糖尿病についてよく知ろう!
[監修]内潟安子(東京女子医科大学糖尿病センター センター長)
「はじめに」から・・・
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● 小児・ヤング糖尿病 のびのびしっかりサポート
この本は、社団法人日本女医会の社会活動の一環として、2002年5月に創刊し2004年6月に終刊いたしました日本女医会発行の雑誌「ゆうゆう糖尿病」のなかの、『小児ヤング糖尿病』のコーナーをまとめ、すこし加筆して読み易くしたものです。
糖尿病の、幼い、小さい、そしてヤング年代の多くの若者と、外来という場で日々お会いします。くったくがなく、素朴で、すこし反抗期に入っているようでも素直で、いい子ばかりです。なかには摂食障害で悩んでいたり、学校にいけなくて悩んでいたり、友だちのことで悩んでいたりと、暗い顔のお子さんも来院してきます。来院したくなかったかもしれませんが、それでも来てくれます。
そんな若者達やお母さん方から、血糖管理に関するいろんな疑問をもらいました。これら疑問の答えは、もう大きくなって社会人になっている元ヤングの皆さんから教えてもらった中にすべてありました。『こんなときどうしているの?』と聞くと、『こうやったら先生うまくいくよ』と、自分の体験談からよく教えてくれました。それがとても理屈に合っているのです。『なるほどそうなのか』、そこに理論を付けることができました。これらのエッセンスがこの本であるといっても過言ではないでしょう。これは教科書ではありませんが、21世紀の日本の糖尿病専門病院通院中の若者の、糖尿病の治療の考えかたともいえます。
無理を強いることなく生活を愉しんで、家族やお友だちと仲良く暮していくための『糖尿病のある生活』のヒントをこの本からなにか掴んでいただけたら、幸甚の至りです。(以上、序文より)
CONTENTS
I章 学校と家庭へのお願い
1 学校の先生への手紙 2 こどもの自立を支える 3 2型糖尿病と1型糖尿病の受け入れの違い
II 章 正しい知識を得る
4 低血糖は怖くない 5 インスリン治療をすると誰でも太るの? 6 血糖自己測定 (SMBG) をどう読むかの前に 7 SMBG は一つのめやす 8 インスリン量の調節のしかた 9 どうして、のどが渇いてくるの? 10 「おやつ」「体育の時間のための補食」「給食」を考える
III章 最新の考え方を知ろう
11 予想外に血糖値が上下したら原因を考える 12 なぜ血糖コントローが必要なのか 13 世界中の研究者やメーカーがインスリン製剤を進歩させてきました 14 合併症が発症しても進展させない治療薬 15 育ち盛りの食事療法
終章 トラブル対策 16 熱が出ると、どうして血糖値が上がるのか 17 オーダーメイドのインスリン治療とは 18 インスリン治療のトラブル対策 (1) 19 インスリン治療のトラブル対策 (2) 20 SMBG を上手に活用するための記録のしかた
著者にインタビュー のびのびすくすく育てたい
索引
●A5・173ページ \1,470(本体\1,400) シービーアール(03-5840-7561)
● 恐竜のダニー ダニーはティラノザウルス
● ひとりぼっちを抱きしめて
1921年にバンティングとベストによってインスリンが発見されてから、インスリンは糖尿病治療に多大な貢献をしてきました。インスリン製剤はその後開発に開発を重ね、最近はいろいろに混合したものや、簡単なデバイスに入ったものが、次々と開発されています。しかし、インスリンを注射することには変わりありません。
インスリンを必要とする糖尿病は、インスリン注射だけで血糖コントロールできる糖尿病ともいえます。でも、血糖コントロールできずに悩んでいる小さなおともだちやヤングの諸君をたくさんみてきました。たくさんのお母さん方の悩みも聞きました。どうしてインスリン治療はむずかしいのでしょう。それは、インスリン注射の実際を記した教科書やマニュアルがないからです。
月刊「さかえ」に、たくさんのおともだちが"毎日の自分のインスリン注射のやりかた"を書いてくれました。教科書ではありません。マニュアルでもありません。でも、みんな、インスリン注射と仲良しになっています。この本のなかに、自分と似たおともだちがいませんか。探してみませんか。
「はじめに・インスリン注射と仲良しになりましょう」より
・目次・
はじめに・インスリン注射と仲良しになりましょう(内潟安子)/わたしの糖尿病日記/大人になって発症した1型糖尿病の方々からの声/海外の糖尿病事情/ミス・アメリカ'99 ニコール ジョンソン/あゆみちゃんの のんびり行こうよ!!(植田あつこ)/付・(社) 日本糖尿病協会に立ち寄ってみよう/おわりに・外来にないものが見つかりましたか?(渥美義仁)
第1章 おさえておきたい小児・ヤング糖尿病の基礎
第2章 赤ちゃんのとき気をつけること
第3章 幼稚園や小学校の子どもたちへ
第4章 ティーンエイジャーになったとき
第5章 就職や結婚のこと
たとえ糖尿病でも、血糖のコントロールを正常に保っていれば、勉強、遊び、スポーツ...なんでもOKです。この本には、糖尿病と上手につき合っていくためのコツや、学校生活、就職、結婚等々のことで悩んだときに役立つヒントがいっぱいです。
●A5判・48ページ 本体価格485円 (株)プラネット発行(TEL.03-3370-7411)
―女性のために―
● 患者学シリーズ② 糖尿病治療はあなたも主治医〈安全ですこやかな妊娠・出産のために〉
第1部 思春期の性と妊娠
序 章 糖尿病の現状
第1章 糖尿病はどんな病気か
第2章 糖尿病の治療
第3章 糖尿病と上手に付き合う
第4章 管理者のための糖尿病対応マニュアル
第5章 糖尿病を予防するには
血糖コントロールを正しく行い、合併症を引き起こさないための第一線の専門医による最新の入門書。第4章の「管理者のための糖尿病対応マニュアル」は必読です。上司に糖尿病とは?と説明する際に最も役に立つと思います。また、会社で部下が糖尿病になったときどうすればよいかも書かれています。糖尿病の本がたくさん出版されていますが、この項のような内容は見あたりません。
●B6判・194ページ 本体価格1,465円 日本経済新聞社発行(03-3270-0251)
内潟安子監訳 村山寿美子訳
第1章 生と死と
悲しい思い出/こうして糖尿病妊婦の出産が可能に
第2章 糖尿病とはこういう病気である
糖尿病とは/糖尿病の治療/恐ろしい糖尿病の合併症/日本糖尿病協会について
第3章 糖尿病と妊娠のかかわり合い
なぜ糖尿病者の妊娠は恐れられたか/妊娠中の糖尿病の発見
第4章 糖尿病者の結婚
糖尿病があっても結婚できる/スウェーデンからの手紙
第5章 糖尿病と妊娠の臨床
計画妊娠の重要性/計画妊娠で無事に出産/知っておきたい妊娠中の問題点/発病の時点から妊娠の準備を/妊娠中の糖尿病の治療/糖尿病母体から生まれた赤ちゃん
終章
妊娠を希望される方へのアドバイス/女性の立場から糖尿病を考える
これは以前に好評でありましたものの改訂版です。結婚直近の方も、まだ直近でない方も、また女の子をおもちのお母さまには是非読んでいただきたい1冊です。
●B6判・159ページ 本体価格1,800円 (株)プラネット発行(TEL.03-3370-7411)