第11回(2001年)東京女子医大糖尿病センター ヤングセミナー の報告

 2001年ヤングセミナーの報告がたいへん遅くなりまして、申し訳ございません。2001年の東京女子医科大学糖尿病センターヤングセミナーは平成13年7月22日の日曜日の午後、開催いたしました。たいへん暑い日でしたが、全国から、127人のみなさんが集まってくださいました。


 今回の講師の先生と演題は前もってお知らせしましたように、大阪大学医学系研究科病態情報内科の梶本佳孝先生に『インスリン産生細胞の再生医療』、そのあとに東京女子医科大学腎臓病総合医療センター教授寺岡 慧先生に『糖尿病と膵移植』のお話をうかがいました。


インスリン産生細胞の再生医療

『インスリン産生細胞の再生医療』におきまして、梶本先生は、21世紀の正夢は糖尿病の細胞治療とか遺伝子治療というものになる、その方向に進んでいくことを話されました。膵臓のインスリン産生細胞であるβ細胞とはどんな細胞か?、この細胞はどこからくるのだろう? をまず勉強しました。それでは、β細胞のもとの細胞を見つける、この細胞からβ細胞の形にするにはどうすればいいのか?、という話になりました。

 β細胞の形にするのに必要な材料が次ぎに必要になってきます。転写因子、と成長因子の話になりました。先生の教室での成績も交えて、膵臓の細胞ではない細胞に、β細胞になるのに必要な転写因子を細胞内に導入すると、あらふしぎ、インスリンを産生するβ細胞になっていくのですね。


 まだまだ実験段階ですが、夢あるお話でした。会場から、いつになったら、インスリン注射しなくてよくなるのか、といった多数の質問がでました。


梶本佳孝先生


糖尿病と膵移植
 寺岡先生は、膵移植にはどのようなものがあるのか、どのような患者さんに膵移植が行われるのか、という話から始まりました。

どのような手術になるのか、どのような免疫抑制剤を使うのか、という話になり、また移植後の合併症として、どのようなことがおこるのか、も勉強しました。
最後に我が国移植ネットワークシステムの説明がありました。費用の大事な話です。それから法的な話にも時間を割いてくださいました。


 くわしい内容は参加したお友達から聞いてください。あえてくわしいことはここには書きませんでした。
 もっと知りたいかたは、またセミナーで取り上げることもあるので、参加して勉強してください。


寺岡 慧先生

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